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TDF PO-1 ポインター

 

地球防衛軍極東基地 TDF PO-1 ポインター

地球防衛軍極東基地に数台配備されている水陸両用特殊車両。
全長:5.9m 全幅:1.9m 重量:1.8t  成田亨氏デザイン
最高時速:365km(地上走行時)・80km(ホバー飛行時)

劇中確認されているのは PO-I、PO-II、MP仕様PO-12、

ポインターは、設定上複数の車輌が存在する事になっていますが
撮影的にはこの1台の車輌です。

ユニファイブ  究極精密造形 1/32 ポインター

1/32とは言っても1/24スケールと、ほぼ同サイズのボディは迫力があります。
あまりにかっこよかったので、買ってしまいました。

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究極精密造形 1/32 ポインター箱はこんな感じです。




クライスラーインペリアルクラウン1957年モデルが、
ポインターのベース車輌である。





PDF-PO-1(NGバージョン)

作品設定がPDFでナンバーも思案中
元車はスクラップ工場から5万円で買い取られた物を使っている、
世田谷の自動車工場でポインターが誕生しました。
ヘッドライトは飛行機の着陸燈の流用です、
リアのブレーキランプはニッサンセドリックのものを左右逆に取り付けている。




1967年8月
制作第1話=放映第3話「湖の秘密」奥多摩での撮影後、
ロケ班による円谷プロ敷地内での撮影会。
女優、菱見百合子
ウルトラ警備隊コスチュームでの初ショット
「アンヌ隊員」誕生の瞬間


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イメージ 21

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TDF-PO-1(1クール)

飛行の為にタイヤ格納を特撮で描写するのに、
フロントにオーバーフェンダーを装着。

サイドウイングも、飛行能力の描写から銀と違う白い色を選択

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セブン劇中でも「MAX号応答せよ」で、ダンが運転中に
急ブレーキを踏むシーンで、イグニッションキーが写っている。
ハートのギザギザ片割れキーホルダーが付いています。
ウルトラ警備隊もオチャメですね。

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ポインターは整流板を外した状態で出演者の送迎にも用いられていた
目立つので信号待ちの時には非常に恥ずかしかったという。


脱着式なので、ロケ地で着けわすれて撮影されているカットも存在します



TDF-PO-1(2クール後~)

U警備隊西へから、かなり広範囲に黒板で覆われたライト周辺。
ライトはビス4つ(片側)で固定された板になっています。




撮影時は故障も多くしょっちゅうエンストを起こしていたので
みんなでしょっちゅう押したりしていた
時速は、30kmしか出なかったいう証言あり。

このクルマ、シフトレバーの無い
ボタンスイッチ式のオートマで
隊員たちがミサイル発射時に押してるボタンは
オートマのギアセレクトボタンです。


このボタンがぶっ壊れて、バックしか出来なくなり
仕方なくバックで走る姿を撮影して

フィルムを逆回転させて使ったという、逸話が残っています。


TDF-PO1改(ガッツ戦後~)

飯島監督の演出からフェンダーミラーが開いて
光線を出すギミックの為に
コスモスポーツのミラーに変更されました。

ギミックの開閉するタイプも
ボディに装着しての走行シーンもあり
後期は白い塗装が入ったミラーを言う事が多い。

開閉ギミックは、全て釣り糸のワイヤー操演で開き
黒ゴム2本で開閉フタが動かないように使用していたのを
本番で後方にズラしただけでしっかり映りこみました。

そのミスが無ければ、以後の話でも
1.2度使用された武器だと思います。


セブン撮影終了後は全国の撮影会で使われた後、
世田谷の幼稚園に寄贈され、その後廃車となった。







現在はファンによりいくつかのポインターが復活しています。




そして、上でも書いていたキーホルダーも










現在の、アマギ隊員アンヌ隊員、健在ですね。




未来のポインターは、どうなっているのでしょうか?




現車データー

マツダ RX500 850kg
10Aロータリーエンジン
250馬力 最高速250km
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