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蘇った名機「飛燕」

川崎重工創立120周年記念展
修復・復元が完了した「飛燕」

 

2016年10月15日(土) ~ 11月3日(木)
神戸ポートターミナル・大ホール

 

 

飛燕は戦時中、I型とII型を合わせて約3千機が製造された。

 

国内に現存する唯一の機体が、昨年夏まで29年間、
知覧特攻平和会館に展示されていました。
この「飛燕」は、経済産業省が認定する
「近代化産業遺産群」の一つとして認定された
航空遺産でもあります。

 

 

川崎キ61三式戦Ⅱ型 飛燕
今回修復されたのはⅡ型で生産はわずか99機
機体には、「6117」という番号も残っていた。

 

 

実物からかけ離れていた形をしていたノーズ(機首)部分も復元した。
欠損していたボルトナット600個も、当時の図面で再現した。
細かい部品や色合いまで忠実に再現した。

 

 

「飛燕」をその正しい姿が永く後世に伝わるよう
破損部位の修復・欠損部品の復元などを
行っていました。

 

 

 

実物大コクピットには座れます。

 

 

 

実機に使われたメーター類

 

川崎重工「飛燕」公開

 

 

この機体は1944年に川崎航空機岐阜工場で製造された
「飛燕」二型試作17号機です。
終戦直後に福生飛行場でアメリカ軍に接収され
のちに日本航空協会に譲渡返還されたものです。

 

現在良好な状態で保存されている三式戦闘機としては世界で唯一です。

この機体は、遊園地での展示や航空自衛隊岐阜基地での23年間の保管ののち
1986年からは鹿児島県知覧町に貸与され知覧特攻平和会館に展示されていたが
2015年9月に岐阜県各務原市にある川崎重工岐阜工場に搬入されて修復を受け
神戸市での展示を経て2016年11月に再び各務原市へ戻って、かかみがはら
航空宇宙科学博物館の博物館本館裏手の収蔵庫にて展示されており
2018年3月24日からは、同博物館の改築後の本館内で恒久展示される