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今井科学 サブマリン707 C級のうん蓄

今井科学 サブマリン707

 

漫画のサブマリン707を基に作られた。

 

サブマリン707 C級は、モーター駆動の潜水艦

 

 

ここでは今井科学 サブマリン707 C級のうん蓄を言います。

この当時自動浮沈設計思想は電池が関係していました。
バラストに使うので、重さが重要になります。

 

この時代の乾電池は、軽い安い紙巻き電池
重い高い金属電池に変わる転換期でした。

 

乾電池については、明石さんが詳しいです。

 

サブマリン707 C級はどちらでも使えるように
設計しましたが、あほな子供には理解されずに
部品は全部くっ付けた

 

キャッチコピーの
きみならかんたんに組立てられます!(笑)

 

1965年 4月

 

 

初期は電池用楕円形重りが大きかった
重りは焼止めする様になっている。
甲板のスイッチはノブ式
紙巻電池では重りを付け、金属電池では重りは付けない

 

1965年 8月

 

 

成型色は、黒、赤、水色
最初に買ったのが、このタイプ)
仮にサブマリン707 C級Aタイプ

 

1965年 9月

 

 

ここで改修が入ってます
甲板のスイッチは、ノブ式のままですが
船底の重りが、板状に小さくなっています。
仮にサブマリン707 C級Bタイプ

 

この間に改修があったかは確認できませんが・・・

最後の今井科学版 サブマリン707 C級Cタイプ B級の絵柄を使用

バンダイ版に絵柄は引き継がれた。


シボ加工されたかは、まだ不明。
 
1971年 4月

 

 

 

船体をつや消し状に表面をシボ加工されたようです。

 

今井科学版箱絵の、社名をバンダイに変えて発売

 

バンダイ版 サブマリン707 C級
ここで改修が入っていました。
成型色は、青グレー、赤、茶
次に買ったのが、このタイプ)
甲板のスイッチはハッチ式になってます。
船底の重りも、板状の小さなままです。
仮にサブマリン707 C級Cタイプ

 

 

タスクフォースも、同じ型を使っている

 

タスクフォースの707号

バンダイ再版の「サブマリン707C級」のデッドコピー。

ただし、バンダイが金型を廃棄処分したことを確認した上で
原作者の小澤さとる氏の了承を得て、あらためて金型を起こし
きちんと版権料を支払って復刻再版という形で販売したもの。

同様のケースは2年程前に
静岡だったかの、ガレージキットメーカーが

発売した旧マルサンのリモコンゴジラや大魔神のプラモ

アメリカのポーラーライツの旧オーロラのプラモの復刻再版などがある。

 

サブマリン707 C級の水没原因は
下の重りに、あると思います。
金属電池しかない現在
下の重りは、余剰部品ではないかと思います。

 

初期の説明書にも、金属電池の時には
使用しないと書いている(笑)

 

バンダイ版 サブマリン707 C級を作った時にも
サブマリン707 C級は、やっぱり水没しました。

 

まとめとして
サブマリン707 C級の悲劇は、電地の転換期
発売したのが要因で、余剰部品をつけたまま販売
繰り返したため、水没させた子供が何人いたことか。

 

 

本体は無く、付属のジュニアとスクリューが
今も哀れに、残ってます(笑)

 

あくまで仮説ですので
詳しく知っている人は、教えてください。